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携帯電話の通信
さて、先ほどの続きですが、あなたの携帯電話から発せられた電波を“基地局①”がキャッチして“交換局①”へつなげられると“交換局①”は、今度はAさんの場所を感知することのできる“コントロール局”に、「Aさんの居場所が分かりますか?」と問い合わせます。
すると“コントロール局”は一生懸命にAさんを探して、居場所を突き止めたら“交換局①”に報告します。
そこで報告を受けた“交換局①”はAさんの近くにある別の“交換局②”へ電話をつなぎます。
“交換局②”はさらにAさんの最も近くにある“基地局②”に電波を送ってそこからAさんの携帯電話に電波が送られて、初めてあなたの声がAさんに届くのです。
またあなたがAさんにメールを送ったり、インターネットに接続したりする場合には“交換局①”と“交換局②”の間に“接続センター”が入ってメールを振り分けたり、そこからインターネットに接続したりします。
それを瞬時にやってのけるのが“電波”で、私たち一般人にとってはまるで魔法のように思えてしまいます。
ちなみに電波のスピードはなんと1秒間に約30万kmで、地球を7周半するほどのスピードだと言われています。
ちょうど光の速さと同じ位だと思っていいでしょう。
“電波”は光と同じ空間を伝わる波で、“電磁波”と呼ばれるものの1つなのですが、光と“電波”の違いというのは“周波数”で決まります。
つまり“周波数”の低いものを“電波”といい、高いものを“光”と呼びます。
また、私たちの携帯電話は24時間、365日休むことなくいつでも相手につながりますが、これは携帯電話がつながるように常に見守っている“管理センター”が日本全国にあるからです。
ここでは、回線のほかにも“基地局”“交換局”“コントロール局”が正常に機能しているかを監視し、停電になったら非常電源をつけたり、込み合った回線があったらそれを調整したりしています。
そして地震などの自然災害に備えて、“移動基地局”や“移動電源車”も用意されて、たとえ設置されている“基地局”が壊れたとしてもすぐに出動してその役目を代行することができるようになっています。
